2020.10.30
株式会社シンクパワー(以下「当社」)が、株式会社ソケッツ(以下「ソケッツ」)から、2018年11月9日、民事訴訟の提起(以下「本訴訟」)を受けたことは、2019年5月8日付け本サイトにて詳細ご報告(https://syncpower.jp/ja/news/2019/0508/1)のとおりですが、東京地方裁判所は、2020年10月29日、「原告(ソケッツ)の請求を棄却する」との判決をしました。
本訴訟での論点は、2018年6月4日付けで音楽業界情報総合サイトMusicman-NETに掲載された当社代表者のインタビュー記事(https://www.musicman.co.jp/interview/19294)、および2018年11月13日付けで同サイトに掲載された当社代表者のインタビュー記事(https://www.musicman.co.jp/interview/19317)において、ソケッツが開発したと主張する同期歌詞自動生成システムにつき、当社代表者がこれを完成させていないとの事実を述べたかどうか、にありました。
当社は、今回の訴訟でソケッツが取り上げた発言について、当社が元々問題としているのは、レコチョクによる当社同期歌詞データの流用疑惑についてであり、ソケッツが同期歌詞自動生成システムを完成させたかどうかは流用と直接の関係がなく、ソケッツに対する言及が全くないから、全く根拠のない訴訟であると主張していました。これは、2019年5月8日付け本サイトにて詳細ご報告(https://syncpower.jp/ja/news/2019/0508/1)のとおりです。
2020年10月29日に言い渡された東京地方裁判所の判決は、全面的に当社の主張を認め、当社代表者の発言が「虚偽の事実」の流布に当たるとは認められないと明確に判断しました。
本判決によってソケッツの請求は棄却されましたが、当社としましては、当社歌詞データの流用疑惑に係る問題を全面的に解決するための方法等を検討しております。
本件に関する状況は適時当社ホームページに掲載して参りますので、今後の動向についても注意深く見守っていただけますようお願い致します。